太陽光発電・太陽光パネル工事なら、大阪府大阪市のサンライトパワー株式会社

世界中で石炭や石油などの化石燃料にかわる、クリーンエネルギーの開発が行われている中、太陽光発電を利用した水素の製造技術が最も注目されています。

現在の太陽光発電

太陽光発電とは太陽電池モジュール（ソーラーパネル）を使って、太陽の光エネルギーを直接電気に変換する発電方式をいいます。現在は家庭用に利用することと、売電を目的とした産業用の太陽光発電を設置するなどが一般的です。発電量は天候によって大きく左右されることがあり、余剰電気を売電以外に利用できないなどの課題もあります。しかし、将来は太陽光発電と水素を組み合わせることで、新たな需要が生まれる可能性を持っています。

次世代のクリーン燃料

家庭用の調理や暖房にも使え、電源として利用する燃料電池にすることもできる水素は、次世代のクリーン燃料として期待されています。水素からエネルギーを取り出すと無害な水に戻るため、化石燃料のような有害物質を出すことがないからです。水素というのは、そのままの形では地球上に存在しない物質なので、現在は化石燃料や水の電気分解を利用して作っています。

そんな中、太陽光発電を利用して水素に変換する研究は活発に行われていて、2015年、国内の研究チームが太陽光のエネルギーの24.4%を、水素に変換したとして話題になりました。将来は太陽光発電のエネルギーを活用して水素に変換し、タンクやバッテリーに貯蓄して利用する日が来るかもしれません。

電動自動車と燃料電池車

最先端のエコカーといえば電気自動車（EV）と燃料電池車（FCV）です。電気自動車は電気を動力源とし、モーターで走ります。

しかし、充電時間が長い割には航続距離が短いという欠点があり、バッテリー性能やインフラ設備などの改善が求められています。一方、燃料電池車は水素を動力源として電気を発生させ、モーターで走ります。

水素を充填する時間は短く、ガソリン車と同じ距離を走ることが可能です。家庭や産業用の太陽光発電所が増えれば、ガソリンスタンドと同じような役割を果たせるかもしれません。

このことから分かるように、太陽光発電の将来はとても明るいと思います。