住宅向けと産業向けの違い
現在日本では、10kw以上のミドルソーラーやメガソーラーといった産業用太陽光発電システムが、急速に普及しています。巨大な産業用システムと住宅用の違いは大きさだけではありません。
こちらでは、住宅用太陽光発電システムと、産業用太陽光発電システムの違いをご紹介します。
遠くから見ると太陽光パネルはどれも同じように見えますが、住宅用と産業用では違うパネルが使用されています。例えば、比較的安全な住宅の屋根に設置する太陽光パネルは、省スペースでより多くの発電ができることを重視して選ばれています。一方の産業用パネルは、高層ビルの屋上や海沿いなど様々な設置環境に耐えられる耐久性と、長期的な発電が可能かという信頼性を重視しています。
太陽光発電システムで得られた電気を家庭用として使用したり、再生可能エネルギーにおける接続保留問題の対策として出力制御に対応できるのがパワーコンディショナー(PCS)です。住宅用は2kw~5kw用が一般的ですので、もし9kwの住宅用太陽発電システムを載せる場合は、PCSを2台連結して利用します。
一方、産業用は通常10kw用が用いられますので、50kwの産業用太陽発電システムを稼働させる場合は、PCSを5台連結して利用します。パワーコンディショナーの設置はとても重要です。屋内や屋外、ケースの種類や出力制御ユニットなどの選択で設置方法も変わってきます。
発電された電力は固定価格買取制度によって、一定価格で電力会社へ買取ってもらうことができます。その買取方式には、「余剰買取」と「全量買取」の2種類あります。
余剰買取方式は、10kw未満の住宅用太陽光発電システムが対象となっていて、発電した電力をご家庭で消費し、使い切れなかった分を10年間固定価格で買取ってもらう仕組みです。
一方、10kw以上の産業用太陽光発電システムが対象となる全量買取方式は、発電した電力すべてを20年間固定価格で買取ってもらうため、採算性の高い事業として多くの企業や投資家に注目されています。
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